洗礼式に行ってきた！！【服装・ルール】

日本にいたらあまり馴染みのないキリスト教のイベント、洗礼式にお呼ばれしました。

私の仕事で関わってるクライアントさんに１週間前くらいからメッセージで子供の洗礼式があると招待状が届いて、

当日の朝も仕事だったし、無理に行かなくてもいいかなーなんて思ってたけど、

その前に直接会うことがあって、洗礼式参列の有無を聞かれたので、「式が始まる３０分前に仕事終わるから時間通りに行くのが難しかも。それでも問題ないなら喜んで参加します」と言ったら「全然大丈夫だよー！」って言われたので行くことに。

けど、洗礼式なんて行ったことないし、教会でやるって言っても教会に通ったこともないしで、一応どんな服装で行ったらいいかを確認しました。

返事としては

「女性はだいたいドレス（ワンピース）でくるかな。けどすっごいフォーマルな格好をしてくるわけではないからちょっとしたオシャレくらいでいいよ。でもジーパンとかサンダルみたいなのはカジュアルすぎるからダメね」

と。

OK!

出ました、この国のセミフォーマル的なファッション！

日本みたいにがっつりフォーマルなら「あーあんな感じかー💡」って考えられるけど、多少の自由度が効く服装って逆に悩む。

けど、本当にこの国は見た目に厳しくないからそんなに頑張って考える必要ないのも分かってる。

けど根が真面目な日本人なワタクシはシンプルにブラックのワンピースで行くことに。

パンプスも黒に合わせて。（Kマートで＄15で買ったよ）

なんか全身真っ黒で葬式みたいだけど、髪色が明るかったり、メイクやアクセサリーでなんぼでも華やかにできるのオーケー！

「洗礼式　服装」で調べてみたら白い服で行った方がいいとか書いてあったけど、ほとんどのゲストは黒が多かったので、気にするのは親族くらいかな？

全然黒で行って大丈夫でした！

さーて当日！

仕事はいつもより早めに終わらせたので少し時間が。

ここ最近ずっと生活が忙しくて、実は洗礼式について当日まで何にも調べてなかった！

「洗礼式　服装」って調べて「え！白の方が良かったんかな！？」って焦ったのも当日だし、プレゼントやメッセージカード、お金を包むなどの情報も当日に知った←

※別に必須ではないらしい。

そこで焦る私。

でも大丈夫。

この国で何度もいろんな式やパーティーに参加しているのでお金の相場やらメッセージカードが売ってる場所とかは把握済み。

すぐにメッセージカードとお金を準備して教会へ！！！

（いや、何度も経験あるなら洗礼式も何かしら持って行った方がいい言う発想はなかったんかい）

渋滞と休日にて駐車場がなかなか見つからず、５分くらい遅れて「やべえ！」ってなったけど、「まぁ仕事で遅れる旨は伝えてたからいいか・・・」と思いつつも早歩きで教会へ。

初めて観光以外で教会に入るワタクシ。

「ここ・・・でいいんよな？」って感じで入ってみると結構ガラガラ。

まだゲストも集まってなければ当事者家族もまだ笑

うん、さすがオーストラリア笑

早く来た人は入り口で値段ごとに大きさが違うロウソクを各々購入してお供え（？）

ちなみにキャストもゲストもグリークです。

なので教会もグリークスタイル。

言葉もグリークなので何を書いてるのかは不明。

一人で入って「え？ロウソク私も買わんといけんのかな」

って挙動不審にウロウロしてたら知ってる顔の人が！！！

その人もギリシャ語しか基本喋れないけど、顔見知りがいるだけで

「神！！！！」

ってなった😇

結果ロウソクは必須ではないみたいで私はスルー。

（しきたりも分からないし）

その顔見知りのおばさまが「一緒にこっちにおいで」って言ってくれて

その人について行って、そこに来ている人たちに各々挨拶。

で、席に着いたところで当事者家族登場！！！

んで洗礼式始まりました〜！

みんな動画や写真でこの式を収めます。

結構人によっては積極的に立ち歩いて写真とか撮る笑

なんか日本で考えられん笑

めっちゃ厳かな雰囲気なのに、我先に！って写真撮る😆

神父さんはすごく穏やかな人で洗礼式を受ける赤ちゃんのことも気にかけながら進行していきます。

途中で神父さんがお祈りをするときに合いの手みたいなのを入れてくる大きな体の男性がすごく太くて綺麗な声で「この人はこの声で合いの手を入れることがお仕事なんよなーすげえなぁ声ひとつで・・・」とか考えてました。

（なんせギリシャ語は多少単語は分かるも、文章としてはひとつもわからないので終始いろんなこと考えてた笑）

神父さんのことも

「すごく穏やかだなー。この方もたくさんの修行をしたからこんなに穏やかなんかなー」

とか考えてた笑

洗礼式といったらなんとなーく知ってる人は知ってるのがメインの「水かけるやつ」←

「キリストに浸かって染まる」「キリストを共に死に、蘇る」とか意味があるらしいです。

宗教にほとんど関わりのない日本人からすると「宗教に入るために大きな儀式」をするってなんかすごいなー、壮大だなーって思いました。（酷い語彙力だな笑）

最後に真っ白な服と十字架のネックレスを神父さんから赤ちゃんへ渡され、その都度お祈りがあり、赤ちゃんは白い服に着替えて終了。

式のトータルは１時間くらいかな。

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で、そのあとは参加者と家族でのご飯があるので、キャストの家族が選んだ貸切になったレストランへ移動。

レストランももちろんギリシャ料理👏

魚やイカなどのシーフード類がメインでお腹いっぱいになるまで食べたり飲んだり、みんなと会話したりします。

私はね、自分でもビビるくらいなんでも挑戦したり新しいことをすることが好きなので、全然知らん人ばっかだけど、すぐその辺の人らと会話が始まって楽しめました。

とにかく良い経験だなとしか思わない、スーパーポジティブ女です笑

全ての食事が終わるとケーキが出てきました。

紙は敷いてあるけどテーブルに直置き😹

家族で結婚式のケーキ入刀みたいにカットしてから、レストランのシェフがケーキを全員分に切り分けてくれます。

グリークの人たちは歌や踊りが大好きで、この後は大抵歌や踊りで盛り上がるのがグリークスタイルらしいけど、今回は割愛とのこと。

ある程度落ち着いたらお土産を貰って、帰りたい人は帰り、居座りたい人はギリギリまで居座るって感じでした。

一人一個貰えるお土産。

結婚式とかでも貰えるんだけど、中には白くコーティングされて中に豆が入ったお菓子が入ってます。

これにてイベントが終了。

朝の１１時に始まって昼の３時頃に解散となりました。

この日の夜はパートナーの友達の誕生日会があったので1日中忙しい日々でございました。

余談ですが、結婚式や誕生日パーティなど、もし自分にパートナーがいたら一緒に参列するのが暗黙の了解みたいになってる西洋圏。

教会に一人で来たとき、顔見知りのおばさまに「旦那は？」って聞かれて「あーやっぱ一緒に参列した方が良かったんかな・・・」とか思いつつ「あーここにはいないよ」って今日は来てないよって意味で言ったけど「あー独身なのね」って言われて終わった😹

ただの顔見知りだから私の個人情報はほぼしらないからさ笑

まぁいいんだけど😹

うちのパートナーは、彼側に大きなイベントがあったら必ず私も参列するけど、私は日本人でそんな習慣ないから、自分側に大きなイベントがあっても一緒に来てって言ったことないなーそういえば。

けど特に何も言ってこんし彼的には楽でいいんかも。

今度聞いてみよ。

ってことで今日はグリークスタイルの洗礼式という中々貴重な体験を紹介させて貰いました！

海外に住んで英語が話せるからこそ、いろんな経験や人脈ができてるんだなって改めて思える日だった。

やっぱり私はいろんな人種が住んでいるオーストラリアが大好き！！！！

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